レポート どうなる世界の株式相場 2011.8.18 9月追記現在は、製恐慌寸前ですから、株が値上がりすることは考えられません。
世界の株価は、アメリカ次第ですが、アメリカ経済は、立ち直るのに、10年か20年かかります。
日本が、バブル崩壊でいまだに立ち直れないでいるように、アメリカも時間が相当かかります。
アメリカの場合は、不動産バブルの崩壊と、サブプライムによる金融バブルの崩壊の二つがあります。
したがって、日本のように、永久にたちなおれないという可能性もあります。
したがって、世界の株価は、相当長い間下がり続けるでしょう。
ヨーロッパも、ユーロがどうなるか、問題解決には、数年を要すでしょう。
下手をすると、ユーロ崩壊となる可能性もあります。
ですから、ヨーロッパ発株価上昇もあり得� �せん。
それと同時に、みんなが、株を売って金をはじめとする商品を買うでしょうから。
株式市場からは、どんどん資金が引き上げられることとなります。
日経平均も、運が悪ければ、6000円くらいになると考えられます。
もうひとつ心配されるのが、中国経済のバブル崩壊です。
その場合には、世界中の企業業績が、大きく落ち込みます。
[ニューヨーク 18日 ロイター] 18日の米国株式市場は急落。再びリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が強まるなか、ダウ平均は400ドル以上値下がりし、ナスダック総合指数は5%を超える下げとなった。
ダウ工業株30種は419.63ドル(3.68%)安の1万0990.58ドル。
ナスダック総合指数は131.05� ��イント(5.22%)安の2380.43。
S&P総合500種は53.24ポイント(4.46%)安の1140.65。
寄り付き前から欧州系銀行をめぐる新たな不安が台頭していたことに加え、午前中に発表された8月米フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数がマイナス30.7と、2009年3月以来の水準に落ち込んだことを受け、株への売りが加速。金などの安全資産に資金が流れる格好となった。
リセッション入りの可能性について、アメリカン・センチュリー・インベストメンツ(カリフォルニア州)のシニア・マネーマネジャー、リチャード・バイス氏は「市場参加者の大半は緩慢かつ安定的な成長を見込んでいたものの、ここにきて各種統計や米国内外の財政状況により、見方が混乱して� �る」と述べた。
この日の出来高は114億株と今週に入り最高水準。投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は38%上昇し43.56となった。
個別銘柄ではIBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)が4.5%安、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX.N: 株価, 企業情報, レポート)が5.5%安。ナスダック銘柄のオラクル(ORCL.O: 株価, 企業情報, レポート)は8.3%下落した。
ヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)は、英ソフトウエア会社のオートノミー(AUTN.L: 株価, 企業情報, レポート)の買収に向け協議中であるほか、パソコン(PC)部門をめぐり、スピンオフ(分離・独立)を含む選択肢を検討していることを明らかにした。同時に発表した年度第3・四半期の売上高は312億ドルで、前年同期の307億ドルから増加した。同社株は6.1%安。
銀行株の下げも相場全体を下押しした。KBW銀行株指数は5.6%安。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、欧州債務危機が米金融システムに波及する可能性への懸念から、欧州の銀行の米国部門に対する監視を強めていると報じた。
シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は6.3%安。モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)は4.8%安。
高級ブランドのティファニー(TIF.N: 株価, 企業情報, レポート)は7.9%下落した。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 10990.58(‐419.63)
[ワシントン 18日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀が発表した8月の製造業業況指数が2009年3月以来の水準となるマイナス30.7に落ち込むなど、18日は米経済の成長が急速に回復するとの期待に冷や水を浴びせる経済指標の発表が相次いだ。
7月の米消費者物価指数(CPI)統計では総合指数が前月比0.5%上昇し、上昇率は3月以来の大きさとなった。また、8月13日までの新規失業保険週間申請件数は、季節調整済みで前週から9000件増加し40万8000件となり、予想の40万件� �上回った。
こうした経済指標の発表を受け、米景気回復は厳しい状態が続いているとの懸念から欧米で株価が急落した。ただエコノミストの間では、フィラデルフィア地区連銀の製造業業況指数の大幅な落ち込みは、米経済が再びリセッション(景気後退)に陥ることを示しているわけではないとの見方が出ている。
バークレイズ・キャピタルのシニアエコミスト、ピーター・ニューランド氏は「向こう数カ月に大きく上向かない限り、今回のフィラデルフィア地区連銀の製造業業況指数は、政策担当者にとり、下半期の見通しを立てるにあたり非常に大きな懸念材料となる」と指摘。
ただ、第3・四半期入りしてから発表された、実際の数値に基づくいわゆる「ハード」な経済指標は「明らかに基調が強くなって いる」とし、「景気の急速な悪化を示しているわけではない」と述べた。
米経済成長は上半期はほぼ停滞したが、これまでに発表された小売売上高から鉱工業生産に至る経済指標からは、第3・四半期入り直後は成長が幾分上向いたことがうかがえる。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁はこの日にニュージャージー州で行った講演のなかで、米経済が二番底に陥るリスクは「かなり低い」との考えを示し「経済成長は上半期よりも格段に堅調なものになると予想している」と述べている。
この日に発表されたこの他の経済指標では、7月の中古住宅販売戸数が前月比3.5%減の年率467万戸となり、予想の3.8%増に反して減少した。
一方、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発 表した7月の景気先行指数は前月比0.5%上昇し115.8と、過去最高を記録。予想の0.2%を上回って上昇した。
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